Oculus Quest2購入!解像度が劇的進化したが1の完全上位互換ではなかった

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先日ついにOculus Quest2が発売されましたね。私は1を発売日に購入しているので当初は買う気なかったんですが、FaceBookの本気を感じる価格設定と、性能(特に解像度)が大幅に向上していることもあって、勢いで購入してしまいました。そこで、私と同じように1を既に持っている人に向けて、果たして買い換える価値があるのかをレビューして行きたいと思います。

ちなみに私の購入動機は上でも書いた通り画質向上の一点張りです。1はスクリーンドアと呼ばれる格子状の網目模様がどうしても目立ってしまい、網戸ごしに風景を眺めるような違和感がありました。これが解消されることを期待しての購入です。

1と2の外観比較

パッケージは1と比較すると大分ポップな印象になりました。良く言えば親しみやすい、悪く言えば安っぽい感じです。

1は黒、2は白を基調としていて、印象は真逆。

側面もシンプル。

中身もシンプル。ダンボールむき出しで強烈なコストカット感がありますが、あの価格ならやむ無し

正面から見ると2の方が一回り小さく、重量も1が571gに対し2が503gで約12%軽量化しています。これは持っただけでわかるレベルで2の方が軽いです。

 

奥行きも2の方がスリム。バンドが貧相シンプルなゴム紐になったので、小さく折りたためます。

1の瞳孔間距離(IPD)の調整はスライダーによる無段階調整でしたが、2は3段階調整に簡素化。レンズを掴んで左右にズラすことで本体中央のダイヤルが1〜3に変化します。このあたりもコストカット感がありますね。ただ1の時はスライダーが手に触れやすい位置にあり、気づいたら振り切ってることが多々あったので、この割り切りは個人的にアリだと思います。

2の方が優れていると感じた点

解像感が期待通り大幅向上

冒頭でも書いた通りこれを期待して買い替えた訳ですが、想像を超えてきました。1のときはあんなに目立っていたスクリーンドアが全く見えない。起動直後のテキスト表示を見ただけで違いがハッキリとわかります。見た目をビジュアルで伝えられないのがもどかしいですが、iPhone3GSからiPhone4に変えたとき並の衝撃ですよ(例えが古いか。。)

処理スペックも向上(ただし、恩恵を感じるコンテンツはまだ少ない)

2は1と比べてSocが3世代分進化しているので、処理性能も約2倍になっています。実際に再起動の時間はかなり速くなっていますし、動画再生時のちょっとしたもたつきもなくなっています。ただ、この処理スペックの恩恵を受けるコンテンツはまだ少ない印象です。もちろんこれから2を視野に入れたコンテンツがリリースされてくるでしょうから、将来に向けた先行投資ですね。

スピーカーの音が良い

あくまで私の感覚ですが、2の方がスピーカーの音が良いと感じました。特に低音が1より出ていて、迫力が増しています。これなら外部イヤホンを用意せずとも満足できる品質だと思います。2は数値に出ない部分のコストカットが目立つので音質も心配でしたが、これはいい意味で裏切られました。

2の方が劣っていると感じた点

黒浮きが目立つ

これはパネルを有機ELから液晶に変更したことに起因しています。顕著に感じたのがアマゾンプライムビデオの再生時。プライムビデオは動画再生時は映画館の観客席に座っているような環境で視聴することができるのですが、暗闇のはずの周囲がとにかく明るい。1のときはほぼ暗闇状態だったのに、2では誇張抜きにグレーに近い明るさになってしまっています。事前にある程度は覚悟していましたが、ここまでとは。。自分はこれまでPSVRとQuest1の有機ELパネルVRしか経験がなかったので、液晶パネルVRの黒浮きがここまで目立つのは悪い意味で想定外でした。

彩度が低い

これもパネルを液晶に変えたことの悪影響ですが、彩度が1と比較して低いです。プライムビデオでアイアンマンを再生すると、1ではアイアンマンの赤が鮮やかに映りますが、2だと少しくすんだ赤色になってしまいます。映像コンテンツの再生に関しては解像度以外1の方が明らかに優れていますね。

装着しにくい

1はバンドが本体部に収納されていて、引っ張るとスライドしてバンドが伸びる構造でした。このおかげで、バンドを引き出して頭にかぶるという一連の動作をスムーズに行うことができていました。

2ではゴムバンドが本体にくっついているだけなので、1ほどスムーズに装着することができません。一度かぶってしまえば装着感は悪くないですが、ここも改悪点です。

買い換えるべき人とそうでない人

私の結論は以下です。

買い換えるべき:ゲームがメイン用途で、スクリーンドアが気になる人

買い換えない方がいい:映像コンテンツ視聴がメイン用途の人

普段1で映像コンテンツをよく見ている人は、黒浮きと低彩度が絶対に気になるはずです。これが許容範囲かは感覚次第なので、衝動買いする前に試遊することを強くおすすめします。逆にゲームメインの人は高解像度化と処理スペックの向上が大きく寄与してきますので、衝動買い大いにアリだと思いますよ。

まとめ

色々書きましたが、quest2はこのスペックではあり得ない衝撃的な低価格です。まず間違いなく原価割れでしょう。Facebookはそれだけ本気でVRを普及させようとしていると強く感じます。さらに今回は日本市場にも力を入れていて、家電量販店でも気軽に触れるようになりました。これがどこまで市場に受け入れられるかで、今後の国内VR環境が大きく左右されるはずです。VRの発展を願う1ユーザーとしては売れてほしい。。!!なので、1を持っている人も持っていない人も一度は試遊してみてほしいです!触れないと凄さがわかりませんからね!