ニコンのフルサイズミラーレスZ6をα7Ⅲと比較!

カメラ

ついにニコンのフルサイズミラーレスが発表されましたね!今回発表されたのは2機種。

「Nikon Z7」は4575万画素のハイエンドモデル。「Nikon Z6」は2450万画素のスタンダードモデルになります。

Z7はα7RⅢの競合機種、Z6はα7Ⅲの競合機種ですね。特にZ6は価格設定からして打倒α7Ⅲ感アリアリで、現α7Ⅲユーザーの私としても気になるところです。そこで今回は現時点で分かるZ6とα7Ⅲのスペックを比較してみました。

比較項目α7ⅢZ6
センサーサイズフルサイズフルサイズ
有効画素数2450万画素2420万画素
ISO感度100-51200100-51200
AF693点(カバー率93%)273点(カバー率90%)
瞳AFありなし
EVF約235万ドット約369万ドット
連続撮影約10コマ/秒(AF/AE追従)約5.5コマ/秒(AF/AE追従)
記録媒体(スロット数)SDカード(2)XQDカード(1)
撮影可能枚数約710枚約380枚
モニター約92万ドット約210万ドット
寸法(幅×高さ×奥行き)約126.9×95.6×73.7mm約134×100.5×67.5mm
質量約650g約675g
マウント径46mm55mm

α7Ⅲが優れているポイント

 

  • AF/瞳AF

AF測距点数はα7Ⅲが圧倒的です。特に瞳AFがα7Ⅲにのみ搭載されているのが大きい。これ実際使うと分かるんですが、本当に便利なんですよ。AF-Cで指定のボタン押すと自動で瞳にAF追従されて、あとはシャッター押すだけでジャスピンで撮れます。旅行中のスナップとか適当に撮ってもピントが合うので、現状手放せません。

  • 連続撮影

これもα7Ⅲが上回ってます。Z6は公式サイトに約12コマ/秒と記載があるんですが、よく見るとAE固定の条件付き。AE追従させると5.5コマ/秒に落ち込みます。このあたりはスペック上の見栄えでα7Ⅲに対抗した感がありますね。

  • 記録媒体(スロット数)

SDカード/XQDカードの優劣を語るつもりはありません、問題なのはスロット数です。Z6はまさかのシングルスロット。ここは悪い意味で驚きでした。

  • 撮影可能枚数

Z6の約380枚に対し、α7Ⅲは約2倍の710枚が撮影可能です。実際の使い勝手として、α7Ⅲは旅行や簡単な撮影目的であれば1日バッテリーが持ちます。これが約半分の持ちとなると、通常の利用シーンでも途中充電が必要なケースが出てきそうです。

Z6が優れているポイント

  • EVF

ファインダーはZ6の方が解像度が高いです。α7Ⅲのファインダーは見にくいという人が私の周りにも何人かいるので、見えやすさはニコンの方が上の可能性が高いです。このあたりは実際触ってみて印象が変わるかもですね。

  • モニター

こちらもZ6の方が解像度が高いです。α7Ⅲを使っていて特に荒いと感じたことはないですが、解像度が高い方がカメラ上での確認も快適に行えますね。

  • マウント径

後発の強みを活かして、かなりの大口径マウントになっています!ニコンの公式発表からも、新マウントの自信が伺えます。

NIKKOR Z レンズは、内径55mmの大口径「Z マウント」とフランジバック16mmの組み合わせがもたらす高いレンズ設計自由度を活かして、新次元の光学性能を追求しています。

f0.95という脅威の明るさのレンズも来年発売されるようですし、レンズ設計の容易さは将来的にかなりのメリットになってきますね。

先行した強みをもつα7Ⅲ、老舗メーカーの使い勝手を反映したZ6

見比べると、カタログスペック上ではα7Ⅲが勝るポイントが多いです。ソニーはフルサイズミラーレスに先行投資してもう3世代目ですから、このあたりはすぐに追いつくのは難しいでしょう。

逆にZ6は、老舗カメラメーカーならではの使い勝手が反映されていそうです。EVFもモニタ解像度も、ソニーはα7RⅢ→α7Ⅲでダウングレードしているのに対して、ニコンはZ7→Z6でグレードを落としていません。このあたり、コストがかかってでも使い勝手を優先するメーカーの姿勢が現れている気がします。あとは撮影時のホールド感も重要なポイントです。以下の記事でも、ニコンならではの使い勝手が想像できます。

早速握ってきましたが、指の収まりのよさも握りやすさもいい。手袋はXLを選ぶ僕であっても小指が余りにくい。背面には親指の付け根部分に確固としたサムグリップがあり、手の中に収まるという安心感があります。

Nikonのフルサイズミラーレスカメラ「Z7」「Z6」を触った印象:ソニーの苦手な分野を磨きまくってきた

実際に触ってみないと分からないことも多いですが、ニコンは満を持して王道の優等生を出してきた印象ですね。近い将来キヤノンも最後発で参入してくるでしょうし、フルサイズミラーレス戦国時代でミラーレスがますます盛り上がることを期待しています!